バイクのメンテナンス

バイクを安全に快適に使うにはメンテナンスがとても大事です。このメンテナンスを適切に行わないと、大事なバイクが故障したり事故の原因になったりしますのでメンテナンスは欠かせません。

メンテナンスは大きく3つの分類が出来ます。一つは日常点検、二つは定期点検や車検と呼ばれる法定点検です。。

日常点検

日常点検はバイクの種類や排気量に関係にしない、バイク運転者、もしくはバイクオーナーが、バイクの使用状況に応じて、適時行う基本的なメンテナンスです。 バイクを運転する場合、いきなり運転しないで、以下の事柄を点検して下さい。 日常点検は簡単な点検です。この日常点検で大きなトラブルを事前に防止できる場合もありますから、習慣としたいものですね。 尚、この日常点検で、異常や気になる部分があり自分で直せない場合はバイク屋さんに点検修理をお願いしましょう。

日常点検の要領

  1. バイクを一回りして、部品が外れかかっていないか、異物がないかを確認する。
  2. タイヤの空気圧に不足がないか、パンクしていないかをタイヤを指で押してみて確認する。
  3. 燃料、エンジンオイル、バッテリー液、ブレーキ液が不足していないか確認する。
  4. ブレーキペダルやブレーキレバーを操作しスムーズに動くか、キチンと抵抗を感じるかを確認する。
  5. ベッドライト、ブレーキランプ、ウインカーが正常に点くかを確認する。
  6. バイクを揺すって異音や日常と変わったことが無いかを点検する。
  7. エンジンを始動し、エンジンからの異音や、排気音、排気ガスの量や色などに日常と変わったことが無いかを点検する。
  8. 運転開始直後はいきなり走り出さないで、まずは徐行状態でブレーキの効き具合が十分であるかを点検する。
  9. 車検証、自賠責、任意保険、整備手帳、保証書などの証書の存在確認と有効期限を確認する。

定期点検

定期点検は、新車購入後の一ヶ月または1,000km、12ヶ月点検と呼ばれ、通常販売店やバイク屋さんなどで受けます。 日常点検では点検出来ないような部分もプロの目でバイクを点検してくれますので是非受けたいものです。

車検

250cc以上のバイクは車検（継続検査）が必要で、最初の１回目は新車登録日から3年後で、それ以降は2年毎となります。 中古車を購入した場合でもそのバイクの新車登録日からとなりますから、購入したバイクが新車登録後2年経過していたら、1年後に車検を受ける必要があります。

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